「めまい」や「吐き気」は新型コロナウイルスの影響か?
体調不良に伴う「めまい」や「吐き気」は一般的な症状で、人々が経験することがあります。しかし、「フラフラする」「気持ち悪い」と感じると、新型コロナ感染の疑いが生じ、不安になることがあります。
ここでは、新型コロナウイルス感染症において「めまい」や「吐き気」が発生する可能性について説明し、同様の症状が見られる他の病気やその特徴にも触れます。これらの情報は、めまいや吐き気を感じた際に参考にできます。
新型コロナウイルス感染によるめまいや吐き気は一部に限られますが、ストレスが原因の場合も考えられます。ただし、これらの症状だけから新型コロナ感染を確定することは難しく、他の潜在的な病気や心理的なストレスも考慮すべきです。判断が難しい場合は、迅速に医師や相談窓口に相談することが重要です。
コロナの症状
新型コロナ感染に伴うめまいや吐き気の症状を確認しましょう。熱、せき、倦怠感などが一般的ですが、一部の人には味覚障害、嗅覚障害、鼻づまり、結膜炎、のどの痛み、頭痛、筋肉や関節の痛み、皮膚の発疹、吐き気、嘔吐、下痢、悪寒、めまいなどが見られます。重い症状には呼吸困難、食欲減少、錯乱、胸部の持続的な痛みや圧迫、38°C以上の高熱などもあります。
オミクロン株の登場により、嗅覚障害や味覚障害の発生頻度が低下しています。また、無症状の感染者も存在し、注意が必要です。感染症の疑いがあれば、適切な検査を受けることが重要です。
その他の病気として、「マスク熱中症」に注意が必要です。特に暑い季節にマスクを着用することで体温が上昇し、熱中症のリスクが高まります。熱中症にはめまい、吐き気、頭痛などの症状が現れます。適切な対策を取り、水分補給に気を付けることが重要です。
また、「めまい」や「吐き気」を引き起こす他の病気として、内耳炎、慢性中耳炎、高血圧症、低血圧症、脳梗塞、脳出血、急性胃炎、腹膜炎、虫垂炎などが挙げられます。これらの病気も注意が必要です。
コロナと心理的ストレス
最後に、新型コロナ流行下での心理的なストレスがめまいや吐き気を引き起こす可能性について触れます。制約の増加や不安からくるストレスは、心や体に変調をもたらすことがあります。これらの症状は通常、時間と共に回復しますが、必要に応じて専門機関や身近な人に相談することが勧められます。
新型コロナ感染が心配な場合は、めまいや吐き気などの症状が出たら、かかりつけ医や自治体の相談ダイヤルに電話で相談し、適切な対応を受けるよう心掛けましょう。オンライン診療も選択肢として広がっていますが、診療後には医療機関での受診が求められる場合もあります。
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院長 石川雅俊
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