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いびき(睡眠時無呼吸症候群)

いびきと睡眠時無呼吸症候群の症状と特徴

いびきは、寝ているときに喉の軟部組織が振動することで発生する音です。睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に一時的に呼吸が停止する状態であり、いびきと関連して発生することが多いです。

睡眠時無呼吸症候群の特徴

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が数秒以上停止する状態です。これは、気道が狭くなる、または完全に塞がれるために起こります。一般的な特徴は以下の通りです:

  • 睡眠中のいびき
  • 睡眠時の呼吸停止や息切れ
  • 日中の強い眠気
  • 朝の頭痛や疲労感

いびきと睡眠時無呼吸症候群の診断と治療

いびきと睡眠時無呼吸症候群の診断と治療は、症状を軽減し、合併症を予防するために重要です。診断には、睡眠研究や家庭での睡眠モニタリングが使用されます。

診断方法

睡眠時無呼吸症候群の診断には、ポリソムノグラフィー(PSG)や家庭用睡眠モニタリングなどのテストが使用されます。これらのテストでは、睡眠中の呼吸パターン、酸素レベル、心拍数などが測定されます。

治療方法

いびきと睡眠時無呼吸症候群の治療には、生活習慣の改善と医療機器の使用が含まれます。主な治療方法は以下の通りです:

  • CPAP療法: 持続的気道陽圧療法は、睡眠時にマスクを着用して気道を開放する方法です。
  • 生活習慣の改善: 体重を減らし、禁煙し、アルコール摂取を控えることで、症状を軽減できます。
  • 手術: 気道を広げるための手術が必要な場合もあります。

当院での睡眠時無呼吸症候群の診断と治療

①問診

自覚症状などの問診を行います。

問診では症状やお悩み、日中の眠気などについて丁寧に伺います。睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合、検査や治療についてわかりやすく説明し、ご質問にもお答えします。何でもお気軽にご相談ください。ご自宅で行う簡易検査をご希望の場合、当院からご自宅へ宅急便で検査機器をお送りします。結果説明のご予約を初診の日にされる場合、宅急便の手配から返却までの期間を考慮し、2週間以上後のスケジュールをお勧めします。

②簡易検査

就寝時にご自宅で顔と手にセンサーを装着して簡易検査を行い、睡眠中の呼吸と酸素濃度を分析します。検査機器は検査会社からお貸しし、返却後にデータを解析して診断します(結果報告は約2週間後となります)。

センサーは動きをほとんど妨げないので、いつも通りにお眠りください。

③結果判定

簡易検査の結果は、AHI(Apnea Hypopnea Index:無呼吸低呼吸指数)で表されます。これは1時間あたりの無呼吸および低呼吸の平均回数を示しています。

AHI数値
20以下 経過観察、またはCPAP療法以外の治療法を検討します
21~39 入院して詳細に調べる睡眠ポリグラフ検査を行い、結果に基づきCPAP療法の必要性を判断します
40以上 CPAP療法の導入が適しています

④CPAP療法開始

1か月に1度の定期受診が必要です。その際、CPAPの使用状況、血圧、体重を測定します。CPAP療法を継続するには、この月1回の受診が必須です。

目安費用

保険診療の3割負担の場合の目安です。

検査 2,700円+通常の初診または再診料
治療 4,050円+通常の再診料/月

※精密検査が必要な場合は別途費用がかかります

 

 

 

当院について

蒲田西口石川まさとしクリニックでは大田区蒲田で一般内科を中心とした総合診療を行っております。
健康診断、予防接種、自由診療にも対応しております。

「何科を受診したらいいのかわからない」というような方もお気軽にご相談ください。

その他お知らせ

当院では飛沫感染防止のためにマスクの着用をお願いしております。

 

当院の平日の診療時間は18:00-22:00となります。

平日の日中は不在の為お電話が繋がらない場合がございます。

繋がらない場合は、診療時間内にご連絡をお願いします。

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