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「もしかして…」と感じた場合、コロナの初期症状について詳しく説明します。

[2024.02.24]

新型コロナウイルス感染症の初期症状は、風邪との区別が難しいと言われています。ですので、少しの体調不良でも、「熱っぽい」「のどが痛い」といった症状があれば、新型コロナ感染を心配することがあります。

この記事では、新型コロナ感染時の初期症状や、似た病気、感染が疑われる場合の対処法などを紹介します。自身の体調が不安定な場合、どのように対処すればいいか分からないときに、ぜひ参考にしてください。

「新型コロナ初期症状:風邪との見分け方」

初期症状は風邪と似ており、特徴的な症状に注目する必要があります。新型コロナ感染症は、潜伏期間が3〜5日程度で発症しますが、初期段階では一般的な風邪と同様の症状が見られます。ただし、症状の程度や出現頻度は個人差があり、感染した人の中には無症状のケースもあります。

新型コロナ感染症と風邪、インフルエンザなどとの違いは、潜伏期間や症状の持続日数、発熱の有無、発熱時の高さなどにあります。特に「嗅覚障害」や「味覚障害」は新型コロナ感染症の特徴的な症状として広く知られていますが、オミクロン株ではその頻度が低下しています。そのため、これらの症状がないからといって、新型コロナ感染症でないと断定することはできません。

「不安になったら知っておくべき、新型コロナの初期症状」

症状が出ている場合、新型コロナ感染症なのか、インフルエンザなのか、風邪なのかを確定するには検査が必要です。感染が疑われる場合は速やかに医師や相談窓口に相談してください。

「新型コロナ感染のサイン?初期症状の特徴を詳しく解説」

新型コロナ感染症の初期症状は年齢によって異なりますが、主なものとして「食べ物や飲み物の味がしない」「においを感じない」といった味覚障害や嗅覚障害が挙げられます。これらの異常が同時に出現した場合、新型コロナ感染症の疑いが高まりますが、味覚や嗅覚障害の頻度にはばらつきがあります。また、オミクロン株ではこれらの症状が減少しています。

しかし、これらの症状以外は風邪に酷似しており、単独では判断が難しいです。さらに、感染しても全ての人が症状を示さない無症状のケースもあります。無症状の場合でも感染力があるため、周囲に感染させる危険性があります。

「オミクロン株と新型コロナ初期症状の理解」

新型コロナ感染症の経過と症状について理解しましょう。感染後、発症までの潜伏期間は1〜14日程度で、実際には5日程度で発症することが多いとされています。ただし、オミクロン株は潜伏期間が2〜3日で短く、発症が早い傾向があります。

ウイルスは目や鼻、口から体内に侵入し、のどから気管支、肺に至るまで増殖します。この過程で風邪に似た症状や「嗓子の痛み」、「鼻づまり」が発生します。発症から7〜10日目が感染の分かれ目であり、この期間に免疫ができて症状が治まります。感染者の約80%がこの時期に回復します。

2021〜2022年に登場したオミクロン株は感染力が高く、上気道の症状が強い特徴があります。発熱、せき、頭痛、疲労感、鼻水が一般的で、特に「のどの痛み」が顕著です。オミクロン株に感染した人の半数以上がのどの痛みを訴え、デルタ株と比べてその割合が増加しています。

オミクロン株にはいくつかの亜系統があり、2022年初頭に発生した「BA1」「BA2」系統が主流でした。これらの系統では「高熱」「倦怠感」が多く

、重症化しやすい傾向が見られました。感染拡大後期には「BA.3」系統も確認され、これまでの系統よりも症状が軽いとされています。

ただし、これらの特徴はあくまで傾向であり、すべての感染者で同じ症状が現れるわけではありません。感染した場合、個々の症状や経過はさまざまです。感染症の進行状況や症状に関する最新の情報は、保健機関や信頼性のある情報源で確認することが重要です。

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「子供の新型コロナ感染症:初期症状と注意すべきポイント」

子供がかかりやすい病気には、新型コロナウイルス感染症と似た症状が見られるものがあります。代表的なものは以下の通りです。

- RSウイルス感染症
- ヒトメタニューモウイルス感染症
- ヘルパンギーナ
- 手足口病

特に、「RSウイルス感染症」や「ヒトメタニューモウイルス感染症」などは、風邪に似た症状である「発熱」「せき」が現れるため、症状だけでは新型コロナウイルス感染症かどうかを判断するのは難しいです。子供が体調不良を訴えた場合は、早めにかかりつけ医を受診し、適切な対処が必要です。

「ヘルパンギーナ」は38℃を超える高熱が出やすく、口の奥に水ぶくれができ、のどの痛みが特徴です。「手足口病」は微熱とともに手・足・口の中に発疹ができます。これらの病気と新型コロナウイルス感染症が同時に発症することもあります。

新型コロナウイルスのオミクロン株は、子供にも感染が広がっていると懸念されています。陽性者によく見られる症状には「せき」「たん」「苦しそうに呼吸をする」などがあります。発熱が長引くことも多く、幼児の場合は高熱による「熱性けいれん」や「意識障害」を引き起こすこともありますので、警戒が必要です。発熱による脱水症状にも気を付ける必要があります。

もし「のどが痛い」「熱が出てきた」といった異変を感じ、新型コロナウイルス感染症が疑われる場合は、かかりつけ医に電話で相談することが先決です。かかりつけ医での受診や検査が可能であれば、指示に従って診療や検査を受けましょう。

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